使い込まれるほどに味が出てくる空間

2年ほど前に内装を手がけた、船場ビスポークさんでシャツをオーダーしてきました。
女性テーラーが1人で切り盛りするこのお店は、最初に顧客とじっくりと対話をして、どのような装いを望んでいるのかを聞き出してくれます。
船場ビスポーク
その対話の舞台となる大きなテーブルは、使い込まれ色も落ち着いてきて、とてもいい味を出していました。予算を割いて無垢材にこだわって良かったと改めて感じました。

一人で切り盛りするための使い勝手と、顧客にリラックスした時間を過ごしてもらう、二つの機能をできるだけシンプルに表現したお店は、すっかり店主のカラーで染まり、とても居心地の良い場所になっていました。