「日本空間デザイン賞2022」に入賞しました

プレゼンボード(ドラッグされました)

弊社が空間デザインを手がけた城崎温泉 錦水旅館の客室「百群(びゃくぐん)」が2022年日本空間デザイン賞のホスピタリティ部門に入賞しました。

この客室は子供たちと一緒に室内でゆったりと時間を過ごせるよう、2021年8月にファミリー向けにリニューアルをしたものです。

空間デザインを行うにあたり、絵本などの創作活動を行う「tupera tupera」さんとコラボレーションをしています。お二人が以前に創作された、城崎の魅力を盛り込んだ絵本「城崎ユノマトぺ」の世界観を一つの客室にぎゅっと凝縮して、からだを使って体験できるお部屋があると良いのでは?というアイデアが起点になっています。

「のぼる・おりる」「かくれる・さがす・みつける」「すきま」という要素を取り入れ、かつ行き止まりのない回遊空間にすることをデザインの骨子に定め、ビジュアルと機能、体感が渾然一体となった、たくさんの笑顔がこぼれる空間を目指しました。ぐるりと回遊できる大小3つの空間に絵本の世界観が楽しめる仕掛けが詰め込まれたお部屋が完成しました。

 現場視察(九州地方)

新しい現場の調査のため九州地方に行ってきました。
非常に山深く、自然豊かなこのエリアは、決して交通の便がいいとは言えない場所です。
かつては宿泊施設として使われていた建物は、今はほぼ空き家となってしまっています。
また、数年前の豪雨の影響で大きなダメージを受けてしまい観光客の客足も遠のいてしまっているそうです。
今回のプロジェクトが復興の一助になることを願って取り組みます。

城泊による歴史的資源の活用/専門家派遣事業の募集について

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弊社代表の笹岡が準専門家として関わっている「城泊・寺泊による歴史的資源の活用専門家派遣事業」の令和4年度の城泊専門家派遣希望の募集が行われています。
応募期間は以下のようです。

令和4年6月30日(木)~令和4年8月10日(水)17時(必着)
募集に関する詳細情報はコチラ(観光庁のウェブサイトの当該記事)

訪日外国人旅行者の長期滞在や旅行消費額の増加等を目指し、全国各地に点在する城を、日本ならではの文化が体験できる宿泊施設(城泊)として活用するに当たって、地域が直面する課題を解決するため、専門家を派遣します。

上記募集要項のように、国では古い建物を文化的価値のある観光資源として捉え、国内外の観光客を誘致するための動きをしています。
これまでは古建築の保存といえば現状保全がスタンダードでした。しかし、保存にかかる費用やその原資となる税金をめぐる難しさが年々増しており、新しい考え方が必要になっていたようです。
一つの改善方法として、歴史的価値をできる限り損なわないようにしながら、同時に利活用によって収益を得られる方法が模索されていました。
これが上手くいけば、得られる収益の一部を建物の保全に投入できるため、事業として成立した良いスパイラルが生み出されます。
ワサビではこのような取り組みに対し、これまで培ってきた知見を使ってお手伝いをしています。