仕事柄、古民家のリノベーションを多くしている関係で、今回のイベントのご案内をいただいたので参加してきました。今回参加したのは日本三大修験山と数えられた英彦山での山伏体験。山伏が修行を行う峰入りの道を歩き修験道を体感できるというものでした。
かつては修験道として栄えた英彦山は時代の流れや度重なる自然災害でその姿を変えつつあります。人々から忘れられないこと、かつて存在した風景を後世に残していけるようにという想いの元で山伏体験のプログラムを考えられていました。
博多からバスで現地へと向かい、山伏さんと合流し念仏を唱えながら山をひたすらに歩きました。
途中、当時山伏が実際に食べていた山伏弁当を地元シェフが再現してくれたものを食べつつ、参加メンバーと談笑しながら休憩をして、目的地を目指しさらに歩き続けました。足が痛くなっても念仏を唱えながら修験道を歩いていると、心が無になるような自然と一体化してるような不思議な感覚を味わうことができました。
全ての工程を終え、麓に帰ってくる頃には足はパンパンでヘトヘトだったのですが、囲炉裏を囲んで参加者や宮司さん、山伏さんと食事をとり団欒をして、とても満たされた1日を過ごすことができたと感じました。