ANIE floral deco

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Location :
四条河原町
Type :
花屋
Completion :
2014年12月
Photo :
Nacasa&Partners

京都の中心部である四条河原町から少し下がった好立地にこの店舗はある。

ブライダル装花を主業務とする会社が必要とする空間は、大量の装花を制作する場であり、
店頭販売に適した立地を選ぶことの優先順位はそう高くない。
しかしながら、クライアントは他店との差別化を図るにあたり、ブランドイメージの向上および告知、技術の高い人材を集めるために、多くの人の目に直接触れる機会が多く、交通の便の良い立地を選択した。

空間デザインの手がかりとしたのは、ヒアリングから得た以下の事柄である。

・お客さんに椅子に座ってゆっくりとくつろいでもらえる対面式の接客スペースが欲しい。
・フローリストのアトリエをお客さんの目にふれる場に出したい。(通常は制作場にこもる)
・生花やギフトをディスプレイする高級感のある台が欲しい。

これらの要望を達成するには、どのような空間が最適だろうか?と検討を重ねた結果、
「ひとつの大きなテーブル」を用意することにした。

花を飾る台、接客を重視したカウンター、フローリストが表だってプレゼンテーションできるアトリエ、
これらの場をひとつのテーブルにあつめることで、花屋の日常を舞台とした演劇の一コマのような雰囲気をつくることができないかと考えた。

空間を機能に分けて設えるよりも、スタッフの行動やちょっとした備品の置き場までが常に公開されている場とした方が、サービスのクオリティが高くなるのではという目論見もある。

具体的には、店内の中心に6メートル四方の大理石で仕上げた大きな台を必要な機能ごとに切り欠き、
凹となった部分をフローリストのアトリエ、商品のディスプレイエリア、接客スペースと設定した。
アトリエやディスプレイエリアについては特に限定しておらず、運営をしていく中で
自由に変えていける余地を残している。

演目が変われば劇場の空間自体が変わるように、常に鮮度の高い空間として変化しながら使って欲しい。

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